たー君はおだやかな猫でした。

元々はどこかのおばあちゃんに飼われていたようですが、おばあちゃんが亡くなってノラちゃんになったようなことを、江戸っ子(母)がむかし言っていました。

当時はもう一匹、茶トラの猫も一緒でした。すでに2匹共大きくて、コロコロしてました。ちなみにター君を去勢しにつれて一緒たらすでに去勢済みで、実は近所のラーメン屋さん夫婦の家にも行っていて、違う名前で呼ばれていたそうです。

しばらくして茶トラは急死してしまいました。

たー君はその後、ミケちゃんや、かきちゃん、くりちゃん、かりんちゃんの面倒をおじいちゃんなのに、おかあさんのように、ずっと見ていました。

たー君の具合が悪くなって家に入ってしまい、かりんちゃんはずっとさみしそうにしていましたが、最近は何となくわかったのか、しっかりしようと頑張っています。

たー君も虹の橋のふもとで、またみんなに会えるのを待っていてくれると思います。